メルマガ読者がどの時間帯や曜日にメールの閲覧などの行動を起こしアクティブになっているか、またメールを見た後で購入や申し込みなどのアクションしてくれる時間があるのかなど、様々な点を考慮する必要があります。
過去に色々なメールの専門家の方にお話を伺いましたが、みなさん口をそろえて「どの配信タイミングが良いかは様々なので、テストマーケティングは欠かせない」と仰います。
様々な状況が起こり得る為「ある程度予測はつくけれどやってみないとわからない」ということだと思います。それに、BtoBかBtoCかによっても違いはありますし、食品や本のようにECサイトで販売している商材か、生命保険のようにじっくり検討して申し込む商材かによっても違ってきます。
たとえば、電車内で通勤中のメールマガジン読者の場合を考えてみましょう。WEBですぐに購入できるECサイトの場合は、その場で購入アクションまで到達しやすいですよね。しかし生命保険のような商品はメールを見た後で申し込みアクションに至るまでには、数日を要すると思います。
メールのクリックが多い時刻だけを見れば「この時間がメール閲覧に最適なタイミングだ」とは言えますが、それとは別に、その後のアクションに十分な時間があるかどうかも考慮するべきでしょう。そのためにテストマーケティングが必要なのです。
たとえば、化粧品などのリピート購入狙いであれば、朝の就業前の女性社員や、子供を学校に送り出した後の主婦層を狙って平日午前にメール配信を行ってみたり、生命保険のようなじっくり検討する必要がある商材は週末を狙って配信するなどのテストマーケティングをして、最適な解答を探す必要があるでしょう。
WiLL mailでは、ユーザーがメールに対して行ったアクション(開封、クリック、コンバージョン)に関して時系列のグラフを見ることができます。こういった分析データを積み重ねることによりユーザーにとって一番都合のいい時間帯を模索してベストのタイミングで配信をすることができるようになります。
また、ステップメール配信を使って、顧客の状況ごとに予め作成したメールをベストなタイミングで送るマーケティング施策もとても効果的です。