メールマーケティング

メールマーケティングは、なぜ重要なのか

 29億人。これは2019年時点の世界のEメールユーザー数の予測値です。20億人というFACEBOOKのユーザー数と比較するとその数の多さを実感できます。様々なテクノロジーが次々と誕生する現在もメール利用者数は増えており、引き続きコミュニケーション・ツールのひとつ、マーケティング・ツールのひとつとしての役割を担っています。本記事では、メールマーケティングについて説明するとともに、なぜメールマーケティングが今もなお重要な施策であるかを説明します。

メールマーケティングとは

 メールマーケティングとは、皆さんが顧客(見込み顧客や既存顧客)と、メール配信を通じてコミュニケーションを行うことを指します。コミュニケーションとは、新製品やキャンペーン、ディスカウントの案内だけでなく、商品購入のお礼メールやニュースリリースの配信まで広く含みます。

なぜメールマーケティングは必要なのか

 冒頭に記載したとおり、メールは今も重要なコミュニケーション・ツールです。新しいサービスが続々と登場する現在、メールが古いツールだと認識されることもありますが、メールユーザー数は増え続けています。「メールマーケティング = メールを使った顧客とのコミュニケーション」ですので、大量のユーザーが存在するこのプラットフォームでのやりとりは、売上や利益に大きな影響をもたらす重要な役割を当然担っているのです。

メールマーケティングは、より重要になっている

 以下はいずれも2016年・2017年のアメリカの市場調査ですが、最新のメールマーケティングについて以下のような結果が確認されています。

1.企業の約86%が、今後メールマーケティングの予算を増やす計画がある。

2.メールマーケティングのROI(費用対効果)は、ソーシャルメディアや検索型広告など他のツールの4倍以上である。

3.メールに重点を置くマーケティング担当者は、そうでない担当者に比べて2倍近く収益に貢献している。

 さらに、テクノロジーが発達したことで、メールマーケティングの役割は以前よりも重要になっています。広告同様にウェブ、ネットワーク上の行動履歴、購入履歴を用いてパーソナライズ化することが可能になったからです。実際に、上の3.の調査の「メールに重点を置くマーケティング担当者」が最も重視しているのは「訴求の一貫性を維持すること・顧客に関連する内容であること・内容をパーソナライズ化させること」で、次にそれを実現する「テクノロジーの使い方」が続きました。

どこからメールマーケティングを始めればよいか

 メールマーケティングの現状を伝えるために、前項では少し複雑な内容を書きましたが、メールマーケティングを始めることはとても簡単です。「メールマーケティング=メールを使った顧客とのコミュニケーション」です。よって以下の3つをきちんと整理することから先ず始まります。

1.なぜメールを送りたいのか

 もっとも大事なのは、メール配信の目的をきちんと決めることです。オンライン・ショップの商品を購入させたい、継続購入を促したい、セミナーに来てほしいなどの目的を定めて、効果検証方法まで想定しておくことが理想です。

2.誰にメールを送りたいのか

 例えばオンライン・ショップの場合、誰に商品購入をさせたいのか -未購入者なのか継続顧客なのか-。こういった点をしっかり定めることが、メール件名やメールの文章やレイアウトの構成案にもつながります。

3.何をメールで送りたいのか

 上の2つが定まったら、いよいよコンテンツを作りましょう。目的とターゲットから導き出した以下のようなコンテンツを、画像や動画、テキストによって作り上げます。目的別にどの方法が効果的かを見極めて送りましょう。以下に一例を記載します。

商品を販売する場合

コンテンツ ECサイトへのリンク
効果測定方法 クリック率・コンバージョン率

来店を促進する場合

コンテンツ 印刷用クーポン画像を挿入する
効果測定方法 開封率・来店数

お知らせを案内する場合

コンテンツ その内容のみを記載する
効果測定方法 開封率・有効配信数

メール・コンテンツの作成に最低限必要なこと

 メールマーケティングで効果を出すコンテンツの作成方法は様々ありますが、ここでは最低限欠かせない要素を抜粋します。

・メリットが伝わる件名

 件名は本文の要約・プレビューともいえる重要な要素です。たくさん届くメールの中から選んでもらうため、伝えたいこと・読者のメリットを簡潔にまとめて開封へ導きましょう。

・信頼できる送信者名

 信頼できる送信者からのメールかどうかも、開封へ導く大事なポイントです。企業・団体名を明記して購読者がすぐに皆さんを識別できるようにしましょう。

・簡潔で読みやすい内容

 メールの内容はシンプルで読みやすくしましょう。レイアウトは目的を達成させるための手段です。画像を使うに越したことはないですが、余白やテキストとのバランスも大事です。また、スマートフォンで閲覧する可能性も踏まえ、長くなり過ぎないように気をつけましょう。B2Cの場合は特に心がけたい点です。

・配信停止方法の明記

 メール配信にとって欠かせない要素です。メールマガジンを送るときは「送信者の情報」「配信解除のための情報」の明記が特定電子メール法で定められています。

・テスト配信

 ドラフトが出来上がったら、おなじ部署の方々にメールをテスト送信して、実際にどのように見えるかを確認してもらいましょう。誤字脱字・リンク先が間違っていないかはもちろん、対象者に目的が伝わる内容かなども第三者の目でチェックしてもらいます。

メールマーケティングは、送り終わった後も大事

 メール送信したらそれで終わりではありません。重要なのは効果検証して質を向上させることです。どういうアプローチが顧客に響くかは、デザインし続け、ABテストをし続けることで改善されます。開封率で件名を、クリック率で本文のレイアイトを、コンバージョン率で目標への貢献度具合を確認しながら改善を続けましょう。

おわりに

 いかがでしたでしょうか。メールマーケティングは広い意味を持つ言葉ですし、その可能性は近年さらに拡大しました。もし未だメールマーケティングを始めていなくても、始めるにはまったく遅くありません。社内の否定的な声によってメールマーケティングが始められないのであれば、この記事内の統計データもぜひご活用ください。メールマーケティングのいちばんのメリットは、他のウェブマーケティングよりもお金をかけずにスタート出来ることだと思います。そして自社だけでは出来ないことが出てきたら、メール配信システムの機能をフル活用しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

著者
WiLL Cloudブログ編集部 メールマガジン担当者や、マーケティング担当者の皆様に役に立つ情報を配信して行きます。よろしくお願いします。
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