メールマーケティング

メルマガのクリック率はもっと上がる。10個のシンプルな改善方法

メルマガのクリック率はもっと上がる。10個のシンプルな改善方法

 メルマガ配信には大事な効果測定の指標がいくつか存在します。中でもクリック率は、メルマガと読者とのエンゲージメント(繋がりの強さ)を図る重要な数値のひとつです。「最近クリック率が下がってきた」「今より改善する方法を知りたい」とお考えの皆さま、是非こちらの記事をご参考になさってくださいね。

メルマガのクリック率とは

メルマガのクリック率とは

 クリック率とは、送信したメールのうち、何人がクリックしたかの割合を示す数値です。例えば1,000人に送付してクリックした人数が70人だった場合、クリック率は7%となります。このクリック率が示すのは、皆さんのメルマガを開いた人数だけでなく、皆さんのコンテンツに興味を持ち、要望した行動をとってくれた購読者数です。つまりクリック率が高いということは、皆さんのサービスに多くの人が興味をもっていることが伺えます。

メルマガのクリック率を高める方法とは

 ではどうすればクリック率を高めることができるのでしょうか。具体的な方法をいくつかご紹介します。

1. ウェブサイトとデザインを揃えよう

 「このメールはどこから届いたのだろう?」 読者がそう思ってしまっては、次のアクションに繋がりにくくなります。先ずは皆さんの自社サイトやブランドデザインとメルマガのデザインが統一できているか確認しましょう。具体的には、メルマガの冒頭に企業やブランドのロゴを挿入するのがシンプルかつわかりやすい方法です。

2. クリック箇所がひとつなら、1カラムレイアウトにしよう

 読者の行動をきちんと考えたレイアウトは、クリックまで導いてくれます。例えば「会員登録を促す」、「予約を促す」など読者にひとつのアクションを実行させる場合は、1カラム(一列)のレイアウトを使用しましょう。なぜならメルマガはシンプルであることが重要だからです。メルマガは短ければ短い方が良いと言われています。メルマガは、さまざまなタイプのデバイスで、忙しい人でもいつでも読むことができます。スマホが浸透して以降、読者は常に注意散漫な状況にいます。そういった読者のためにも何が最も重要かを明確にし、クリックが簡単に実行できるように心がけましょう。

メルマガのクリック箇所はひとつが良い?

 Marketing Sherpa社は「メルマガのクリックできる数を4から1に減らすことでクリック率を42%増やした」という調査結果を報告しています。他の調査でもメルマガのリンク先を1つのみにすることでクリック率を17%向上させたという結果がわかっています。これらの調査からメルマガのリンク先は一つの方が望ましいとも考えられますが、もちろん、たくさんの商品を並べる必要がある場合、そうした方が読者にメリットがある場合はそうすべきです。その場合は2列以上のレイアウトが最適です。それでもシンプルさは常に心がけましょう。

3. CTAボタンを活用しよう

 クリックを促す場合、CTAボタンをうまく活用しましょう。HTMLメールを受信した時、ほとんどのメールクライアントのデフォルト設定では画像が表示されません。そのため、画像を用いてクリック用のボタンを配置している場合、読者は開封時にそれを見られない可能性があります。CTAボタンは画像ではないので非表示なるケースは稀ですし、綺麗に作り込むことができます。レスポンシブ・デザインを用いればPC,スマホいずれのデバイスでも最適な大きさで表示が可能です。

4. 画像を使って綺麗なレイアウトにしよう

 ある米国の企業が5,000以上のメルマガキャンペーンを分析した結果、画像のあるキャンペーンは画像のないキャンペーンよりもクリック率が42%高いことがわかりました。 また、HubSpot社の調査によると、回答者の65%が画像を含むメルマガを好むのに対して、テキストのメルマガを好むと答えた回答者は35%となりました。やはり、広告などの他のキャンペーンと同じようにリッチな表現であればあるほど、その訴求に合致した消費者にはきちんと伝わるということですね。もちろん送る相手が望む情報を含んだ画像でないと効果は少ないことは言うまでもありません。大事なのは読者が期待する内容を送ることです。

 当社のWiLL Mailは、画像を用いたレイアウトでのクリック率を把握しやすいヒートマップ機能を搭載しています。

5. 画像にALTテキストを入れよう

 画像つきのメールの方が好まれクリックされやすくなるものの、ほとんどのメールクライアントのデフォルト設定は、画像が表示されないようになっています。そのため画像に『ALT(代替)テキスト』を追加しておくことでその対策ができます。この『ALTテキスト』は、画像が表示されていない場合に表示されるので、それが何かを伝えることができます。

6. 希少性、限定性を打ち出して動機を高めよう

 訴求内容に希少性を持たせることはキャンペーンでよく使われる方法です。期間限定、人数限定といった訴求によって、読者にアクションさせる動機を与えてクリック率を高められます。

 ただし、当然、読者が特に必要としていないものは限定であろうと興味をそそられないでしょう。先ずはメルマガ登録フォームでそういった訴求を行ってリスト数を増やすことも一つの手段です。そして訴求内容別にリストを分割して、それぞれのニーズに合った訴求を行いましょう。

関連記事:今すぐ使える!メルマガ登録フォーム作成に役立つ7つのヒント

7. 動画コンテンツをつかおう

 動画コンテンツは、視覚と聴覚を使った記憶に残る情報伝達手段として、ウェブマーケティングで大きな役割を担いつつあります。メルマガにおいても、読者に対してより深い理解を促す効果的なツールとして大きく貢献するケースがあります。

 動画コンテンツを用いると以下のようなメリットがあります。

  • 短時間に内容をわかりやすくユーザーに伝えることができる。
  • より印象が強まり、認知度を高めやすい。
  • 安心して商品・サービスを購入できる。

 当社のWiLL Mailも動画メール配信サービス『Vmail』と連携して動画コンテンツを配信できます。

関連記事:『WiLL Mail』、『Vmail』との連携により動画メール配信に正式対応

8. モバイル最適化ができているかチェックしよう

 モバイルでのメルマガの開封率は、2011年から2014年の4年間で500%増加したといわれています。キャンペーンモニター社は調査の結果、2010年から2015年の間に、モバイル端末でのメールの開封率は30%増加したと発表しました。また同調査では、「モバイルで開封した読者がPCで2回目に開くと、クリック率が65%高まる」という興味深い内容も発表されています。つまり「モバイルとPC、両方で開く読者がいること」、「その読者は興味を持ってくれていること」を認識すべきということでしょう。

レスポンシブ・デザインは効率的なモバイル最適化の手段

 『レスポンシブ・デザイン』を採用すれば、この事実へ最も簡単に対応できます。PCでもモバイルでもシンプルにわかりやすく、クリックへ導くようなレイアウトを意識して、数を増やしましょう。

モバイルでのボタンの大きさを確認しよう

 スマートフォンで閲覧した際にリンクを挿入したボタンが45~57ピクセルより大きくなっていることを確認しましょう。MITの調査によると、成人人差し指の平均サイズは1.6~2cmで、これをモバイルデバイスに直すと45~57ピクセルだからです。

9.テキストメールもキレイにつくろう

 テキストメールは過去の産物ではありません。会社のドメイン宛に届ける場合、その企業の規定によってHTMLメールを受け取らない設定になっているケースも見受けられます。そのような場合、代替えのテキストメールが届く『マルチパート配信』を行うことで、HTMLメールを見ることができない環境の読者にもしっかりと訴求ができます。

マルチパート配信

 テキストメールも基本的にはHTMLメールと同様で、何を伝えたいか、何をしてほしいのかを極力シンプルに記載しましょう。

10.テストメールでしっかりチェック

 最終的にメール送信の準備が整ったら、最後に「メールがあなたの思う通りに見えるかどうか」を確認することを習慣にしましょう。当社のWiLL Mailのようなメールマーケティングツールでは、PC、スマートフォンそれぞれのデバイスでの見栄え、HTMLメール、テキストメールメルマガの見栄えをプレビューできます。実際に送信する前にテスト送信をして、これまで設定したことが正しく動作することを確認する必要があります。このテストメール送信をメルマガ作成プロセスの最終ステップとして組み込むことを忘れないようにしましょう。

まとめ

 メルマガ配信を続けていると、クリック率が下がってしまうことはあり得ます。そういった場合は、これらの改善ポイントが行われているかをチェックしてみてください。細かいポイントも述べましたが、最も大事なのは「適切なターゲットに対して、適切で魅力的な内容を送れているかどうか」です。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

著者
WiLL Cloud マーケティングチーム

ウェブマーケティングに関する情報をお届けするブログです。皆様に役に立つ情報、アップデート、イベントなど、様々なことを発信します。

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