ランディングページで効果的な見出しを作成するためのコツ9選

 ランディングページに表示される見出しは、通常、広告をクリックした訪問者が最初に目にするコピーであり、ページの第一印象を決めるとても重要な要素です。

 良い見出しは、訪問者のページ閲覧、スクロールダウン、CTAを促しますが、逆に悪い見出しは、訪問者の興味を失わせ、ページからの離脱を誘発する原因にもなり得ます。

 本記事では、ランディングページの見出しの役割りや重要性について解説し、皆さまがランディングページの見出しを作成する際に役立つコツをご紹介します。

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ランディングページの見出しとは?

 まず解説を進めていく上で、ランディングページの見出しの中で、「ヘッドライン」と「章見出し」の2つ見出しは分けて考えるようにしてください。なぜならそれぞれの見出しは以下のように役割りが異なるからです。

1. ヘッドライン

 ランディングページのファーストビューに表示される、主にh1タグを使った大見出しのことを指します。タイトル見出しとも呼ばれ、ランディングページの中で一番読まれるテキストです。ランディングページ訪問者の第一印象と、そのページを読むかどうかを決める重要な役割りを果たします。

ヘッドラインの見本図

2. 章見出し

 ランディンングページ内で、h2やh3タグなどを使った章の区切りとなる中見出しや小見出しのことを指します。ランディングページをスムーズに読み進めてもらい、CTAまで導くための役割りを果たします。

章見出しの見本図

 ヘッドラインと章見出しの役割りをしっかり意識しながら、それぞれの見出しの内容を慎重に検討・作成してください。

「ランディングページ」という言葉の定義について
本記事で言う「ランディングページ」とは、主に広告経由の訪問者の「CTAを獲得することに焦点を絞った専用ページ」という狭義の意味のランディングページになります。

「訪問者が最初にアクセスした入口ページ」という広義の意味で捉えると、あらゆるページがランディングページに該当してしまうため、本記事で紹介する内容が当てはまらない場合があります。

なぜランディングページの見出しが重要なのか?

 ランディングページのコンバージョンを高めるために、見出しが重要だということは、多くの人がなんとなく分かっていることだと思います。では、なぜ見出しの内容がコンバージョンに影響を与えるのかについて少し掘り下げて解説します。

1. ランディングページに訪問させるため

 ランディングページへの流入元の多くは、GoogleやYahooなどのリスティング広告や、SNSに出稿した広告です。そして、広告に表示する見出しと、ランディングページの見出し(主にヘッドライン)の内容は、一致、または類似させることが効果的であると広く認められ、多くの企業がその方法を実践しています。

 どちらを先に作成するかに関わらず、「広告の見出し ≒ ランディングページの見出し」 だとするならば、ランディングページの見出しは、ランディングページのアクセス数にも影響を与える要素だと言えます。ランディングページの見出しは、広告でも使われるということを念頭におきながら作成する必要があります。

 ランディングページの見出しは、広告担当者とも共有・相談をしながら作成することが重要です。広告とランディングページの見出しを一致させることの重要性については、後ほど詳しく解説します。

2. ランディングページから離脱させないため

 ランディングページに到達した訪問者のうち、平均して70%以上の人がファーストビューからスクロールダウンすることなくページから離脱してしまうと言われています。また、ファーストビューを通過したとしても、そこから途中離脱する人が必ずいるため、ランディングページの平均的なコンバージョン率は、2〜5%程度(業種・商材によって異なる)だと言われています。

 このランディングページからの離脱を減らす、最も簡単でコストも掛からない方法が、効果的な見出しを作成することです。何となく見出しを書いてしまってはいけません。ヘッドラインでは訪問者の注目を瞬時に集め、章見出しでは続きを読み進めたくなるような、そんな見出しを書く必要があります。

 ランディングページからの直帰や離脱が減れば、それだけコンバージョンする可能性が高まります。これは、広告費の無駄を減らして、費用対効果を高める方法だと言い換えることもできるでしょう。

記事を「書きやすく」するため
見出しの重要性のもう1つの側面として、良い見出しが書けていると、ランディングページの記事が書きやすくなるという、書き手側にとってのメリットもあります。

多くの人が、まず先に階層構造(h1〜h6)を持った見出し(目次)を作成してから、記事本文を書き始める場合が多いと思います。書き手側の心理として、自分がワクワクするような魅力的な見出し(目次)が書けていると、その後の記事をスムーズに書くことができたり、執筆に対するモチベーションが上がるという経験をされた方も多いのではないでしょうか。

結果的に良いランディングページの記事に仕上がるため、読み手側のメリットにも繋がります。

効果的な見出しを作成するためのコツ9選

 それではここからは、効果的な見出しを作成するためのコツをご紹介していきます。

1. ターゲットを明確にする

 ランディングページのターゲットを明確にし、「誰に対してこの見出しを書いているのか」ということを常に意識してください。まず既存の顧客データやアナリティクスの統計データを基に、ターゲットとするペルソナやカスタマージャーニーマップを作成しましょう。

 ターゲットを明確にしてから見出しを書くことによって、適切な言葉の選択、言い回し、トーンなどが自然と決定します。逆にターゲットを曖昧にしたまま見出しを書いてしまうと、一般的で曖昧な表現になりがちになります。

 もし良い見出しが書けずに行き詰まった場合には、作成したペルソナやカスタマージャーニーマップに立ち戻ってみてください。ターゲットを意識し直すことによって、良い見出しのヒントやアイデアが沸いてくるはずです。

2. ベネフィットに焦点を当てる

 ランディングページで多くのコンバージョンを獲得するためには、商品ではなく、提供するベネフィット(商品を手にすることで何が変わり、何が得られるか)に焦点を当てます。ベネフィットに焦点を当てることで、共感、信頼、安心といった感情に訴え掛けることができ、訪問者の興味を強く惹きつけることができます。

 一方、商品の特徴やメリットばかりに焦点を当ててランディングページを作成すると、売り込み色の強いページになりやすく、訪問者に不安や不信感を与える恐れがあります。売り込まれていると感じると、即座に離脱する人も多いため注意しましょう。

 見出しの作成においても、ベネフィットに焦点を当てて作成すると効果的な見出しになります。以下、ベネフィットを入れた見出しの作成例になります。

ベネフィットを入れた見出しの例

3. 広告と見出しの内容を一致させる

 ランディングページの流入元となるリスティング広告やSNS広告の見出しと、ランディングページの見出し(主にヘッドライン)は、内容を一致、または類似させることが重要です。訪問者は、広告をクリックすると広告の内容と一致するランディングページが表示されると思っています。もし、内容にズレがあると、間違ったページにたどり着いたと勘違いされる恐れがあります。

 これは、ランディングページの見出しを考える上での最優先事項だということを忘れないようにしてください。特に、広告とランディングページの見出しを何度も書き直しているうちに、内容がズレてしまうことはよく有りますので注意してください。

Googleも推奨しています
Googleの広告ヘルプでも、広告とランディングページの内容を一致させることを推奨しています。そのため、Googleがランディングページの内容まで評価して、広告の表示を制御している可能性は高いと言えるでしょう。特に、h1やh2タグの見出しは、Googleがページの内容を評価する上で重要な要素になります。

4. 分かりやすさが大切

 良い見出しを書こうとするあまり、内容を複雑にし過ぎたり、ユーモアを盛り込み過ぎたり、オリジナリティを出そうとする必要はありません。見出しは分かりやすくシンプルであることが基本です。

 前述した通り、見出しは、訪問者のページ離脱を防いで、続きを読み進めたくなるように導くことが大きな役割です。見出しは、ランディングページの他の部分に期待を持たせるように、明確で分かりやすい言葉を使って作成するように心掛けてください。

 以下、良い見出しと、悪い見出しの例を作成してみました。

[良い見出しの例]
面倒な出荷業務から解放します!

[悪い見出しの例]
ECサイトの出荷業務を外部委託して物流・人件費コストを大幅に削減できます!

 良い例は、一目で言っていることが分かるシンプルな見出しです。一方、悪い例は、内容が説明的で見出しとしては文字数が多いため、読むのが大変だと感じる人もいるでしょう。

 見出しに言いたいことを全部詰め込む必要はありません。見出しでは注目を引いて、言いたいことは、本文テキストや画像・グラフなどで語れば良いのです。

5. 具体的な数字を入れた見出し

 人は数字が大好きです。数字を入れた見出しは自然と目を引き、強力なフックになると言われています。商品やサービスの価値を数値化して、具体的な数字で裏付けされた見出しはとても効果的です。例えば、以下のような見出しです。

  • ○○○○○を平均4分の1以下に節約!
  • 10人中9人が○○○○○で結果を出しています!
  • ○○○○○の90%が満足と回答!
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 ただし、見出しに数字を入れる場合、正確な数字を使用すること、証拠となる統計データをページ内で示すことなどが重要です。事実との不一致や、数字を使った誇大表現は、売り込み色が強くなり、訪問者の信頼を失う恐れがありますので注意しましょう。

6. お客様の声を入れた見出し

 皆さまご存知の通り、口コミは強力なマーケティングツールです。ランディングページのコンテンツとしてお客様の声を載せることは定番化していますが、見出しにお客様の声を入れる方法については、まだそれほど知られていません。見出しに第三者の声を入れることで、既に多くの顧客がいるという事実を強く訴求することができます。

 既存顧客へのインタビューや、カスタマーレビューなどの情報を持っている場合には、それらを再度読み直してみてください。見出しとしてそのまま使えそうな口コミや、何らかのヒントを見つけることができるはずです。

 ランディングページの訪問者にとって、最もインパクトがあり、共感を呼びそうなお客様の証言を抜き出して、見出しを作成してみてください。

7. ポジティブトーン or ネガティブトーン

 見出しをどのようなトーンで言うかはとても重要です。同じ内容を伝える場合でも、ポジティブなトーンで言うか、ネガティブなトーンで言うかで、受け取る側の印象は大きく異なります。

[ポジティブトーンの見出しの例]
エクセルからの脱却!クラウド経理で作業効率化!

[ネガティブトーンの見出しの例]
まだエクセルを使ってるの?クラウド経理で作業効率化!

 ポジティブとネガティブ、どちらのトーンが効果的かは一概に言うことはできません。何を言いたいのか、どう思ってもらいたいのかによって、臨機応変に使い分ける必要があります。

 ただし、ネガティブトーンの使い過ぎには注意してください。否定的な表現を多用し過ぎると、訪問者に誤解や不安を与えてしまう恐れがあります。上手く使えば効果が大きいが、逆に信頼を低下させるリスクもあると心得ておきましょう。

8. 見出しを校正する

 当たり前のことと思うかもしれませんが、ランディングページが完成したら、必ず見出しを本文も含めて校正してください。思いも寄らない誤字・脱字や、見出しと本文の内容がマッチしていないことは良くあることです。

 そのままページを公開してしまうと、プロらしくない、信頼できない印象を与えてしまいます。自分で何度も読み直して校正することはもちろん、MicrosoftのWordや、Web上の校正ツールを活用したり、他の人に最終チェックしてもらうことも必要です。

9. 効果測定を行う

 定期的に作成した見出しの効果測定を行うようにしましょう。アナリティクス、ヒートマップ、A/Bテストなどの分析ツールは、コンバージョンを獲得するための有効な見出しを判断するのに役立ちます。

 他の業務の忙しさに追われて、効果測定がいつまでも後回しになっている場合も少なくないのではないでしょうか。特に、まだコンバージョンの獲得に問題を抱えている場合においては、広告費を無駄遣いしていることにもなります。

 1ヶ月毎、3ヶ月毎など、定期的にスケジュールを決めて効果測定を行いましょう。見出しを変更する場合は、変更内容を履歴として残しておきましょう。次回の効果測定時の分析資料として活用できます。

見出し作成に役立つおすすめツール

Googleサジェスト
Googleサジェストは、Googleの検索窓にキーワードを入力した際に、自動で関連するキーワードが下に表示される機能のことです。オートコンプリート機能とも呼ばれています。

Googleサジェストの例

Googleサジェストで表示されるキーワードは、検索ボリュームやトレンドなどに基づいて選定されるため、ユーザーの抱えている問題や答えを手軽に調べることができます。ベネフィットを入れた見出しを検討する場合などにとても役立ちます。

 

ラッコツールズ
ラッコツールズは、無料で使えるSEO対策ツールです。見出し(hタグ)の抽出機能があり、指定したキーワードの検索上位サイト、またはURLを直接指定したサイトの見出し(hタグ)を自動抽出して一覧表示にしてくれます。

ラッコツールズ見出し(hタグ)抽出ツール

ラッコツールズを使えば、競合他社がどんな見出しを使っているのかを簡単に調べることができます。自社のランディングページでどんな見出しを使うべきかを検討する際にとても役立ちます。

ラッコツールズの見出し(hタグ)抽出ツール

まとめ

 いかがでしたでしょうか。もちろん見出しだけがランディングページのコンバージョンを高めるための要素ではありませんが、とても重要な役割りを担っており、書き方次第で訪問者に与える印象が大きく変わることがお分かりいただけたかと思います。

 あとは実践あるのみです。今回ご紹介した内容を参考に、今すぐ効果的な見出しの作成に取り組んでみてください。

効果的な見出しを作成するためのコツ9選

  • 1. ターゲットを明確にする
  • 2. ベネフィットに焦点を当てる
  • 3. 広告と見出しの内容を一致させる
  • 4. 分かりやすさが大切
  • 5. 具体的な数字を入れた見出し
  • 6. お客様の声を入れた見出し
  • 7. ポジティブトーン or ネガティブトーン
  • 8. 見出しを校正する
  • 9. 効果測定を行う

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