フォーム・LP作成

応募フォーム作成に欠かせない5つのポイント

 フォーム入力ページは、キャンペーン応募、お問い合わせ、お客様の声など様々な情報を収集するために活用されており、ウェブマーケティングにおいて重要な役割を担っています。キャンペーンのゴールがフォーム入力であるシーンもとても多く、設計、デザインには充分に気を配る必要があります。

 しかしウェブサイトによっては、フォーム運用に欠かせない要素を見逃しているケースが見受けられます。そこで今回は、キャンペーン運用をより効率的に行うために『応募フォーム作成に欠かせない5つのポイント』をご紹介します。

1. フォーム数は必要最低限にとどめる

 私たちは、なるべく多くの顧客情報を収集したいがために、たくさんの入力フォームを設置しがちです。しかしフォーム数が多ければ多いほどコンバージョン率に悪影響を与えてしまいます。目的に応じて必要最低限の情報のみを収集しましょう。

 Marketoの調査によると、フォーム数が2つ増えるごとにコンバージョン率に悪影響が出ることがわかっています。項目数が5個でコンバージョン率が13.4%だったフォームを7個にすると12.0%に、9個だと10.0%にまで下がってしまいます。

 当社でも自社サービスの資料請求フォームに「住所項目」の設置する・しないでコンバージョン率の測定を行ったことがあります。その結果、住所項目を省いたフォームの方がコンバージョン率が25.22%改善しました。

2. 項目名の配置に気を配る

 フォーム入力に要する時間が短くすれば、離脱率の改善につながります。そのためには、ユーザーがパッと見た時にひとめで理解できるようなレイアウトにしなければなりません。Luke Wroblewskiの調査によると、項目名は、フォームの長さや目的によって「上部配置」「右揃え」「左揃え」のどの配置と相性が良いかが異なることがわかっています。

配置 特徴
上部 入力完了率が最も高くなります。
左揃え ユーザーの注意を惹けるため、回答に対して早さよりも正確性を求める場合に最適です。
右揃え 項目名と入力フォームの関係性が視覚的にわかりやすく、短いフォームの場合に適しています。

 項目の位置は、目的に応じて最適な場所を選びましょう。

3. 必須項目をわかりやすく区別する

 最初のポイントで述べた通り、フォームは必要最低限にすべきです。回答してもしなくても良い項目(任意項目、オプション項目)は出来る限り設置すべきではありません。それでも運用上オプション項目が必要な場合は、ユーザーが必須項目ときちんと見分けられるようにデザインする必要があります。

 必須フォームに「必須」と記載すべきか、赤い” * “(アスタリスク・マーク)で済ませるべきか、それともオプション項目に(オプション)や「任意」と記載すべきか。これに対しては正解というべき結論はいまだ出ておらず、様々な議論の余地があるようです。しかし、いずれにせよ以下のようなパターンで分けることで、ユーザーの混乱を防げます。

 項目の種類をわかりやすく表示して、ユーザーを迷わせずに完了画面まで導きましょう。

4.エラーメッセージはわかりやすく表示する

 どんなに分かりやすくフォームを設計しても、入力ミスはどうしても生じてしまうものです。そういった場合に「何が違うか」を示す「エラーメッセージ」の存在はとても重要です。

 実は、このエラーメッセージの表示方法やタイミングが「フォーム入力成功率」に大きな影響を与えるのです。具体的には、入力し終えた後にまとめてエラー箇所をポップアップで提示するよりも、エラーが起きた時点で、フォームの付近にメッセージを表示してあげる方が効果的なのです。

 Luke Wroblewskiの調査によると、入力直後にエラーを表示する方がまとめてエラーを表示するよりも、あらゆる面で良い結果をもたらすことがわかっています。

入力直後にエラーを表示すると得られる効果
・入力成功率:22%増加
・入力エラー:22%減少
・ユーザー満足度:31%上昇
・入力完了時間:42%短縮

 エラーメッセージは、リアルタイムで分かりやすく表示してあげることを心がけましょう。

5.モバイル・フレンドリーを心がける

 「モバイルユーザーは、PCユーザーよりもゴール志向が強い」と言われています。Googleも、それを踏まえたユーザーインターフェースのベストプラクティスを提示しています。「ゴール志向」という考え方をフォーム作成の観点で捉えると「いかに手際よくユーザーを申込み完了まで辿り着かせるか」が重要なポイントになります。

 そしてPCで見やすいフォームがモバイルでもそうとは限りません。こうした中でモバイルユーザーへの配慮を最もシンプルに行うには、レスポンシブデザイン対応が最適です。PCとモバイルそれぞれに最適なレイアウトを1ページで表示することで、どちらの環境のユーザーにもわかりやすいページを提示でき、皆さんの運用負荷も軽減できます。

 既に説明した4つのポイントもモバイル・フレンドリーという観点においても重要です。必要最低限のフォーム数で、項目を見やすく設置し、何が違うかを最適なタイミングで知らせることは、モバイルユーザーをゴールへ素早く導いてあげることに繋がります。

まとめ

 - フォームは、ユーザーとの会話である - ユーザー・エクスペリエンスの観点ではこう言われることがあります。論理的に、わかりやすく、無駄なく、親切な設計を心がけてユーザーと快適に会話を行える環境を用意しましょう。きっと皆さんの費用対効果向上の近道になるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

著者
WiLL Cloud マーケティングチーム

ウェブマーケティングに関する情報をお届けするブログです。皆様に役に立つ情報、アップデート、イベントなど、様々なことを発信します。