データベースを使い分けよう

WiLL Mailでは最大100個のDBが作成可能

メール配信システム WiLL Mailではデータベースを作ってメールを配信します。データベースというと難しそうな響きですが、専門的な知識がなくても簡単に作成でき、最大100個のデータベースを使えるようになっています。

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データベースの種類

WiLL Mailには「ターゲットDB」と「シンプルDB」の2種類のデータベースが用意してあります。それぞれ特徴があるので運用に合わせてデータベースを選んで利用できます。

ターゲットDB

ターゲットDBにはデータ連携用のAPIが標準装備されており、ECなどの他システムと連動して自動的にデータを更新することが可能なため、ユーザーの購入履歴や行動履歴に基づいた行動履歴ターゲットメールや「性別」「郵便番号」「都道府県」「住所」といった属性ターゲットメールが配信可能です。

もちろん、独立したメールマガジンとして運用する場合でも登録フォームとWiLL MailをAPIで連動させることができます。

 <例>

  • 3か月以内にデジタルカメラを購入したユーザーにプリンター関連のメールを配信する。
  • 東京都在住の方だけに都内の新店情報をメール配信する
  • 15日以内にメルマガ経由で品物を購入し、メルマガのクリックが4回以上の男性に特別セールの案内メールを送る。

ターゲットDBのキーについて

ターゲットDBには「キー」という項目が必要です。ユーザーのリストを例にとると、一人ひとりのデータはそれぞれ違う「キー」を持つ必要があります。これはユーザーを特定するために必要なものなのです。メール配信システムを運用しているとよく見かけるのが、メールアドレスをキーにしているデータベースです。

この場合、それぞれのデータは違うキーの値を持つ必要があるので「同じメールアドレスは存在できない」ということになります。また、メールアドレスを変更した人がいると、キー項目の内容が変わることになるのでデータベース的には「違う人」になってしまいます。

運用していくうえで上記の二点が制約にならないのであれば問題ないのですが、メールアドレスの変更などはユーザーの都合ですし、避けられないことなのでメールアドレスをキーにするのは避け、ユーザーIDなどユーザーの都合では変更できない項目をキーとして利用しましょう。

シンプルDB

メール配信を1回するごとに個別にCSVデータをインポートします。項目が決まっていないので、データの項目をデータベースに合わせるという必要がなく、配信データが毎回違ってもよいので非常に自由度が高いデータベースです。名刺データやセミナー来場者など様々なリストを使ってメール配信を行う運用に向いています。

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