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独自ドメイン機能とは何ですか?

独自ドメインとは、WiLL Cloud で利用する各種URLを、貴社がお持ちのドメイン名で表示できる有料オプションです。 このページでは独自ドメインの詳細について説明します。

INDEX

1. 独自ドメイン機能の概要

WiLL Cloudの以下各機能は、通常WiLL Cloud の標準ドメインのURL(例:http://willap.jp /xyz123…)が適用されます。

  • メール本文内リンクの クリックカウント取得用リダイレクトURL
  • バックナンバーのURL
  • 配信停止ページのURL
  • フォームのURL

「独自ドメイン」機能を利用すると、上記URLを貴社のドメインで表示できます。

独自ドメインが適用される主な機能

機能名 独自ドメインが適用される部分
WiLL Mail メール内リンクの「クリックカウント取得用リダイレクトURL」 メール本文に記載したリンクをクリックした際の「クリックカウント取得用リダイレクトURL」が、指定いただいた独自ドメインのURLになります。詳しくはこちらをご覧ください。
WiLL Mail バックナンバー機能 読者に公開するバックナンバーのURLが、指定いただいた独自ドメインのURLになります。
WiLL Mail 配信停止機能 読者が配信停止設定を行うページのURLが、指定いただいた独自ドメインのURLになります。
WiLL Form 公開されるフォームページのURLが、指定いただいた独自ドメインのURLになります。

※「指定いただいた独自ドメイン」とは mail. example. com のようなサブドメインを想定しています。

独自ドメインを利用するメリット

1. 読者にとっての安心感が高まる

  • URLに自社ドメインが含まれることで、見慣れないドメインのURLよりも、正規の送信元からのリンクだと認識してもらいやすくなります。
  • フィッシングメール等に対する警戒心が高まる昨今、自社ドメイン表記はクリック時の不安軽減にもつながります。

2. ブランドイメージの一貫性

  • Webサイト、LP、フォーム、メールのリンクURLを自社ドメインで統一することで、ブランドの一貫性・信頼感を高めることができます。

3. セキュリティポリシー・社内ルールへの配慮

  • 企業によっては「外部ドメインへのリンク」を制限するセキュリティポリシーを設けている場合があります。独自ドメイン機能を利用し、自社ドメインのリンクとして扱えることで、社内ポリシー上、より運用しやすくなるケースがあります。

4. テキストメール運用との相性が良い

  • HTMLメールの場合、リンクはテキストやボタン、画像などに埋め込むことができるため、受信者はURL自体を意識しないケースも多くあります。一方で、テキストメールの場合はURLを本文中に直接記載する必要があります。

このテキストメール運用時に、

” http://willap.jp/… “のような自社と異なるドメインが表示されるよりも
” https://click.example.com/…” のような自社ドメインのURLを表示できたほうが、読者にとっての安心感やブランドの一貫性が高まりやすくなります。

このように、URLを本文に直書きするテキストメール運用では、独自ドメイン機能のメリットがより分かりやすく現れます。

ご利用前にご準備いただくもの

独自ドメインオプションをご利用いただくために、事前にお客様側で以下のご準備をお願いします。

1. WiLL Cloud 専用で利用する自社サブドメイン

  • 例)mail.example.com
    このサブドメインを、クリック計測用URLやフォームURLとしてご利用いただけます。

2. ご用意いただいたサブドメイン向けの SSL 証明書

  • SSL証明書とは、URLを「https:」から始まる安全なページとして表示するために必要なセキュリティ証明書です。
  • 複数サーバーに設定可能な形式のSSL証明書をご準備ください。

独自ドメイン設定に関する注意事項

1アカウントにつき設定できる独自ドメインは1つだけです。

  • そのため、同じ WiLL Cloud アカウント内で WiLL Mail と WiLL Form の両方に独自ドメインを設定する場合は、同じドメイン(サブドメイン)を共通で利用します。

SSL証明書の更新について

  • SSL証明書の購入・更新手続き(証明書の発行・更新)は、お客様側にて実施いただきます。
  • 更新後の証明書を WiLL Cloud に反映する作業(サーバーへの設定)は、当社で行います。

2.「クリックカウント取得用リダイレクトURL」に対する独自ドメインの適用

WiLL Mailのクリックカウント機能の概要

メール作成画面で、ユーザーの皆さまがURLを本文に設定すると、保存・配信する際に、そのURLはクリック計測用のリダイレクトURLに自動変換されます。

例)

  • メール作成時にユーザーが設定したURL(元のURL):
    https://example.com/campaign/
  • 配信時に変換されるクリック計測用URL(WiLL Mail標準ドメインの場合):http://willap.jp/t?xyz123…

読者がこの http://willap.jp/t?xyz123…
をクリックすると、動きは次のようになります。(※)

  1. 読者のブラウザが、 WiLL Mail の クリック計測用URL(例:http://willap.jp/t?xyz123…)にアクセス
  2. WiLL Mail のサーバーが、「どのメールの、どのリンクがクリックされたか」などのクリック情報をカウント・記録する
  3. カウントが完了したあと、 元のURL(例:https://example.com/campaign/)へ自動的に移動(リダイレクト)する

※クリック計測のために一度WiLL Mailのサーバーを経由しますが、処理は自動かつ高速に行われます。一般的な通信環境では、読者が遷移の有無や処理時間を意識することはほとんどありません。

このように、読者から見ると単にリンクをクリックして目的のページが表示されているように見えますが、その裏側で WiLL Mail がクリック数を計測しています。

独自ドメインが適用された場合

「独自ドメイン機能」を利用すると、上記のクリック計測用リダイレクトURLの「ドメイン部分」を、WiLL Mail標準ドメインではなく、皆さまの自社サブドメインに置き換えて表示できるようになります。

例)

  • メール作成時にユーザーが設定したURL(元のURL):
    https://example.com/campaign/
  • 配信時に変換されるクリック計測用URL(独自ドメイン利用の場合):https://click.example.com/t?xyz123…

このときも、クリックの処理の流れ自体は変わりません。

  1. 読者のブラウザが、WiLL Mail のクリック計測用リダイレクトURL (https://click.example.com/t?xyz123…)にアクセス
  2. WiLL Mail のサーバーが、従来どおりクリック情報をカウント・記録する
  3. カウントが完了したあと、元のURL (例:https://example.com/campaign/)へ自動的に移動(リダイレクト)する

このように、読者に表示されるURLは自社ドメインのままにしつつ、WiLL Mail によるクリック数の計測をそのまま行うことができます。

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